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塗仏の宴 宴の始末

<あらすじ>

「愉しかったでしょう。こんなに長い間、楽しませてあげたんですからねえ」。その男はそう言った。蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕された関口巽と、伊豆韮山の山深く分け入らんとする宗教集団。接点は果たしてあるのか?ようやく乗り出した京極堂が、怒りと哀しみをもって開示する「宴(ゲーム)」の驚愕の真相。

<感想>

終始、関口先生の精神具合を私心配してましてよ。
と、思ったけど、これは京極堂の話だった。今まで事件からは一歩引いた形で居た京極堂だけど、これは京極堂の事件だった。
終盤の、京極堂の憑きもの落としへの覚悟の言葉は、すごいな。
京極堂の内面が垣間見れる、ものすごく貴重な話だと思う。
というか、関口君の内面は、支度ですごく見れるけど、始末では、京極堂、榎木津、青木に鳥口君が活躍している。
ほんと、京極堂って人を頼らないよなァ。
そして榎木津がものすごくかっこいいんだけど、どうすればいい?
あれ?こんな頼りがいのある人だったっけ??
どうしてくれよう……!


続きはネタバレ有りの感想
<ネタバレ>

ゲーム:家族がバラバラになって殺しあった時に、誰が勝つのか?

張果老人=岩田玄蔵(壬兵衛の息子)条上房

華仙姑=佐伯布由(妹)華仙姑処女

韓大人=佐伯癸之介(父)韓流気道会

磐田純陽=岩田壬兵衛(申兵衛の弟)みちの教え

南雲正陽=佐伯亥之助(兄)太斗風水塾

東野鉄男=佐伯乙松(おじ)徐福研究会

曹方士=佐伯申兵衛(祖父)成仙道

藍童子=佐伯初音(母/故人)が甚八に犯されてできた子供、尾国に育てられた。


宮田耀一=:薬物にて村人を譫妄状態にする(条上房)
岩井崇=:村人の移送
刑部昭二=:後始末
尾国誠一=斎賀誠一
堂島:黒幕

後味の悪い……話だった。
連続殺人、というわけではない。
けれどその一方で無理やり、バラバラにされた家族の時間は戻らないのだ。
家族といったって他人の集合体であり、その腹には皆一物抱えている。
そんなんどこでもそうだ。それを我慢するなり、発散するなり。ぶつかるなり。なんでもしていいんじゃないか。憎んでも心のどこかで思ってる。そんな絆でいいじゃないか。
その記憶を奪われたなら――。家族の記憶がなくなるだけで、自分の人生、とくに幼少期など、空っぽになってしまうんじゃないかな。

プレイヤーが自分がそうだとはしらずに、ゲームの駒になっているとか。フェアじゃないし。
堂島はまたでるのかなァ。そして藍童子みたいな子供は私ァ嫌いです。

しかしながら、内藤と関口が本来なら一緒の種類の人間とか……。
祝われてよかったね、関口君。

中禅寺がいなかったら、関口君が内藤みたくなってたって事だよね。しかしながら、内藤がでてきちゃうなんて。。。
| 京極夏彦 | 09:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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