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臨場

<あらすじ>

臨場―警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。人呼んで「終身検視官」――。(裏表紙より)

<感想>

ドラマがちょうどまた始まるので、読んでみよう!と読みました。
短編集なので、事件がぱっぱっと終っていっていい感じ。
ドラマのイメージより、もっとハードボイルドなぶっきらぼうなおじさんな感じかも。うまく説明できないけど。言葉で表すんじゃなくて、行動であらわす。みたいな。現場で一緒に立ち会ってから、皆心酔する、的な。
まあ、臨場の段階でここまで真相が明らかになれば、後は犯人の追跡とか操作だけで大丈夫そうじゃないか。てゆーか、未解決事件なんてなくなるんじゃないかな、本当に倉石がいれば(笑
でも犯罪物、というか刑事ものは、やるせない犯罪が多くて、読んでいて苦しい。


続きはネタバレ有りの感想
<ネタバレ>

赤い名刺:男の、ずるさ満点な話だ。
眼前の密室: 絶対、ホストが犯人だと思ったのに……。
鉢植えの女:なんか……こう、倉石と高嶋のやり取りをみて、青島と室井さんを思い出したのは私だけかな(笑)ってゆっても踊るを真剣に見てるわけじゃないんですけど、こう疎んじていた部下を認めた瞬間的な
餞:倉石の優しさが見える。お母さんと会えなかったのは、切ないなあ。
声:読んでいて、辛い。性犯罪者はまじで頭にICチップを埋め込まれて行動を制限されるか、死刑になればいいのに。刑務所にいったやつもそうじゃないやつも、大手をふって歩いている現実が信じられない。あいつらは、人殺しじゃないか。その後の二人もひどすぎる。罰は下されなくても、罪だろう、あれは。
真夜中の調書:親子、というのは血縁関係だけじゃなくて、過ごした時間にあるんじゃないかなあ。いくら血の繋がった親だといっても、急にでてくれば「他人」でしかありえないし。でもやっぱり親自身はそこに、特別な絆を見つけようとするのかな。
黒星:良い話だけど。自殺だと分かっているにもかかわらず、捜査をした人件費とはどーなんだろう。とか思っちゃう私は、細かすぎるのか。すいません。結局自分のエゴに組織を使ったようにしか、みえないのよ。
十七年蝉:前の話といい、倉石は過ぎ去った過去にもすごく、こだわりを持っているのだなあ。それは彼のこの先がもう短くないと物語のなかで明かされてからだと、自分の周りのひっかかりを綺麗にしてから逝こうとしているのかなあ、なんて考えたり。
| 横山秀夫 | 06:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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