スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | - | - |
<< 鉄鼠の檻 | main | 瓶詰の地獄 >>

百日紅の咲かない夏

<あらすじ>

父の事故死、母の出奔で別々に育てられた姉弟が、十年ぶりに再会した。以来、十七の弟は、二十歳の姉を週末ごとに訪ねる。夜、姉の布団で幼子のように身を寄せながら、歳月の重さとお互いの愛の深さにおののく二人。その年、北国の町では怪しげな商事会社が暗躍し、孤独な二人に危険な人間関係が絡みつく。百日紅の咲かない寒い夏に出会ってしまった、姉弟の一途な愛の行方は。(裏表紙より)

<感想>

姉の比佐と、弟の砂夫の純朴な雰囲気がなんか、可愛い。砂夫がぜんぜんすれてないんだ。
このまま何も起きずに、今の日常が続けばいいのにな、と読んでて思う。
けれどこれは物語だから、そんな事はない。
でもそれがいつ起こるのかわからない、次のページをめくるたびに、言いようのない不安が積もり、付きまとう。


続きはネタバレ有りの感想 
<ネタバレ> 

最初から最後まで、比佐と砂夫は「姉弟」だったなあ。
恋ではなく、愛だ。

でも冒頭の文章を読んだときは一瞬ドキリとしてしまったよ。色気のある文章だなあ。

藤夫、お前何もするなよ!とずっと読んでて願ってたけど、そんな事はない。
あいつは最低だよ。まあある意味で、砂夫もいつかこんな日がくると思ってたんだろうなあ。
だからこそ、「武器」を作っていたわけだし……。

10年間も離れていたのに。出会ってしまったら、もう離れるのはいやだと心中してしまう。
切ない。
| 三浦哲郎 | 15:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

スポンサーサイト

| - | 15:15 | - | - | - | - |
Comment









Trackback
url: トラックバック機能は終了しました。

10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--