スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | - | - |

夜の寝覚め

<あらすじ>

たんぽぽ:結婚10年目、小夜子は初めて恋を知った。それから15年。夫の友人との秘密の恋が、結ばれることもないまま終ろうとしている。(裏表紙より)

旅の続き:48歳にして再婚する相手の両親に逢う為にのった新幹線の中で、弓子は若い頃に恋した男を見かけた。自分が今までたどった長い道のりを弓子はゆっくりと思い出す。

花の散りぎわ:夫と娘を裏切り、男に逢う為に踏み切りを渡る。けれど少女のように胸を弾ませる恋ではない―。

雪の残り香:夫の浮気による別居で、姉夫婦の所に身を寄せた響子はそこで7歳年下のテツと出会った。その思い出を永遠に投函されない手紙につづる。

時の轍:偶然再会した昔の友人が営むペンションで、夫ではない男を待つ伊佐子。その中で、自分のこれまでの人生を振り返る。

夜の寝覚め:真夜中に父と睦み合う叔母の姿を目撃して30年。秘めたる思いを胸に抱いたまま、今、その叔母の命が尽きようとしている。(裏表紙より)

<感想>
たんぽぽ:切ない。大体不倫ものって、まあ結婚もしていない私ですので、あまりわからないのですが。でも心を通わせた人との終り方がこれって、切ない。

旅の続き:私はいつか、自分の人生を思いかえすのかなあ。でもこの話にくらべたらてんで、薄っぺらいですが。弓子の今はは、多分、若いときに思っていた自分ではないんだろうなあ。というか、若いときはやたら死ぬ死ぬいってるしね。

花の散りぎわ:これが一番好き。(浮気)相手の男の人が好き。関西人なんですが。私いままで別に方言がどーのこーのって思ったことなかったのに。てゆーかほかの本ではなんともおもわなかったのに。なんか、すごい可愛く思えた。なにこれ、これが方言萌え?なんか結婚していない、不倫だからこそ的な関係だった。二人は男女であり、それ以下もでもそれ以上でもない。結婚してれば、妻と夫、父と母、みたいなのが横たわるけどね。

雪の残り香:終始手紙なので、主人公の一人称です。響子はどこか、諦めやすい人だよね。でも自分を守ろうとおもったら、それが正解かも。

時の轍:え?まさかまさか。とか思いながら読んだ。これは登場人物にいまいち感情移入ができなかったなあ。

夜の寝覚め:いっぽまじかった、トラウマじゃないか?親と叔母がヤってる所みちゃうとか。まだ違う終り方があったんじゃないかな、とか思ったけど。これが最良の選択だと思っている人に今更な気がした。


続きはネタバレ有りの感想
続きを読む >>
| 小池真理子 | 16:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

レモン・インセスト

<あらすじ>
生後まもなく誘拐され、行方不明になっていた弟が、見つかった。24年ぶりに再会した弟は、亡き父の端整な面影を受け継いでいた。気ままに生きる美しい姉と、アルバイトで生活費を稼ぎながら大学に通う弟。お互いに恋に落ちてはいけないと理解しながら、二人は、なす術もなく惹かれあっていく。(裏表紙より)

<感想>
姉弟の禁断の愛かー!
なんて思って読み始めましたが、そんな感じは半分よんだところまで、しなかった。
姉である澪の視点からだと、あらすじに書いてあるようないわゆる”恋愛感情”はあまり見えなかったなあ。
正直、24年間もあっていない人がいきなり弟として現れても、どうしようもない気がする。
最初から関係性を位置づけられた他人がこうも簡単に生活に入ってくるのかなあ。一人っ子だしあんまりわからないなあ。
でもお互いさぐりさぐり、仲良くなっていく澪と昭吾は微笑ましかったけれど、いつその関係性が崩れるのか、少しはらはらしながら読んでました。

続きはネタバレ有りの感想
続きを読む >>
| 小池真理子 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

うわさ

<あらすじ>

独楽の回転:夫の中に周り続ける独楽がある。それは麻子を四六時中苛ませる。

災厄の犬:あの犬がやってきて、すべてがおかしくなった。皆にはわからないが、あの犬は不気味に微笑んでいる。あの犬がすべての災厄を持ってきたのだ。

ひぐらし壮の女主人:ホテルのバーで出会った美しい女。その女に恋をして、のめりこんでいく正巳に女はある”計画”を囁いた。

うわさ:”あの人は人殺し”そんな”うわさ”が立ったから、私はヘルパーを止めざるをえなかった。あのとき、おばあちゃんは、もう死んでいたのよ。仕方がないから、いまは静かにしてスーパーでパートやってる。私の楽しみはただひとつ。勝手知った元の雇い主の家に忍び込んで……。(裏表紙より)

<感想>

独楽の回転:最初は妻である麻子よ、可哀想。とか思ってたけど、途中からそんな事も思わなくなった。

災厄の犬:とにかく犬の描写が怖い。主人公の男の視点からだと、まじで犬が不気味なおっさんにしか思えなかった。

ひぐらし壮の女主人:短編集の中で、一番ミステリーっぽかったかも。まあすぐにネタばらしはくるので、やっぱり男と女の愛憎がメインなんだろうけどね。

うわさ:最初から最後まで、珠代に共感できずに終ったなあ。途中から出てきた人物にもえ?って感じでしたし。いまいち。


続きはネタバレ有りの感想
続きを読む >>
| 小池真理子 | 21:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--