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ぼっけえ、きょうてえ

 <あらすじ>

「ぼっけえ、きょうてえ」とは岡山地方の方言で「とても、怖い」の意味。
ホラー短編集。

「ぼっけえ、きょうてえ」
女郎と客の会話。ってゆっても、女郎の語り口オンリー。
女の身の上話。

「密告函」
虎列刺(コレラ)のはやっている町の役人の話。
密告函は、誰がその病なのかを匿名で密告できる函です。 主人公はその函の中身を見て、本当かどうかを見に行く仕事を任される。

「あまぞわい」
岡山から遠くの、島へ、漁師の嫁としてきたユミ。けれどその島での生活はユミの夢見たものとはかけ離れていた。 祖母から聞いた「あまぞわい」の話が伝わる島での出来事。

「依って件の如し」
穢れた場所「ツキノワ」は「牛と女が入ってはならない処」―そこで死んだ母。ゆえに村人に村八分にちかい扱いを受ける、シズと兄。やがて戦争が始まり、志願した兄はシズを村へ残し去っていく。

<感想>

「ぼっけえ、きょうてえ」
あくまで、軽い口調が余計に怖い。
最後の最後のセリフは怖かった、けど、終盤のネタはいらないかな、とも思ったり。

「密告函」
女は、怖いね、と。
その話が終った後、どうするのか、どうなるのか、すでにどうかなったのか。が気になる。

「あまぞわい」
ユミの失望に似た失望をやっぱり世の中の夫婦はしているんじゃないか、と。ユミほどはなくともね。やっぱり想像に勝る現実は中々ないわけですからね。

「依って件の如し」
この短編集の中で、一番好きなお話。
幼いシズ視点でお話は進んでいく。
序盤の謎が徐々に姿を現していくのは、ある意味恐怖だよね。 ホラー小説ですから。

続きはネタバレ有りの感想
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| 岩井志麻子 | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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