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ぼくはこうして大人になる

<あらすじ>

海辺の田舎町に暮らすぼくは、中学三年生。優秀でまともな少年に見せるだて眼鏡をかけ、人に言えない不安を抱えつつ、級友たちの過分な信望を得て平穏な学校生活を送っている。ところがある日、クラスに七月という少年が転入してきた。なかなかみんなに馴染もうとしない彼と関わるうち、修学旅行中に騒動がおきて…。(Amazonより)

<感想>

とりあえず、今回の主人公である一も同性愛者なのですが、それが、双子の姉と兄による教育の成果だと説明されます。ようするに幼少期より自分を「女の子」だと思っていた。
それが違うと分かった後で、従兄によりもう決定的にその道にいったというか……うん、そんな感じだった。
何も説明がないよりも、こうして説明があったほうが私としても、あい分かった、となるので、これはありがたかったかも。

これはタイトル通りの話、なんだと思う。
少年の成長のお話。読んだ後に、なんだか嬉しくなる。家族が好きになる。

やっぱり多少は現代を舞台にしたファンタジー感は拭えませんが、それがこの作者さんの持ち味なのでしょう。


続きはネタバレ有りの感想
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| 長野まゆみ | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

銀河電燈譜

<あらすじ>

銀河電燈譜:花巻駅から上野行きの夜汽車に乗った賢治。車内で代わる代わる人求め花巻駅を旅立った賢治。車内、賢治の前に様々な人が現れ、メッセージを残していく。また時を同じくして世代を超える兄妹の因果の話も語られる。
夏日和:上記の話のサイドストーリー。賢治と川島とその弟の話。

<感想>

銀河電燈譜:長野まゆみのイメージは前にかいた「凜一シリーズ」しかなかったのですが、これはまったく違う。時代は現代ではなく、少し昔の話だからなのか、どこかレトロな雰囲気だし、幻想的である。元々綺麗な表現を書く人なので、すごくあっている気がする。
というか、こーゆー落ち着いた幻想的な話が私は個人的に好きだ。
賢治の前に現れる人々は、同じようにして語られる兄妹の因果の果てにでてくる人たちとリンクしている。まあ最終的には帰結する場所があるので、すうと収まった感じだあ。

夏日和:銀河電燈譜は賢治が軸だったけど、これは賢治は主要人物の一人に格下げ。これはなんだか、切ない話だったなあ。
上の話で賢治の独白の隙間を埋めてくれる役目をしてくれていると思うよ。


続きはネタバレ有りの感想
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| 長野まゆみ | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

若葉のころ

<あらすじ>

凜一シリーズ第4段にし、最終です。
京都の大学に進学し、二度目の春を迎えた凜一。氷川と逢える平穏で幸福な日々がようやく訪れたかに思えたが、三年ぶりに帰国した有沢が、再び凜一の心に波紋を広げていくのだった。そんなおり、大学フットボール部の主将として活躍する氷川に関する情報を外部に漏洩しているという疑いが凜一にかけられる。ふたりはこのまま逢うことができなくなるのか……。(Amazonより)

<感想>

もはや最終話まで読んだのは、意地です。
凜一の世界は、とても綺麗で、周りの人間もどこか変わっているけれど、凜一を受け入れている。
けど一歩離れてみればそれは異質でしかないのかな、と。なんだか凜一の世界の外側の人間は凜一に対して、酷いなあ、とずーっと本を読んで思っていたので。
まあ、私も凜一のような人間が傍にいれば、いらっとするのかもしれませんね。どちらにせよ、こちらも強く自分を持っておかないと、一緒にいれない人間な気がする。
美化された世界で語られるお話がついに終る、という感じです。
まあ、いかんせん最後まで共感できる登場人物もおりませんでしたし。綺麗なお話を読んだな、というのが正直な感想でしょうかね。

続きはネタバレありの感想
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| 長野まゆみ | 00:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

彼等

<あらすじ>

東京で大学受験勉強中の凜一。京都でフットボール部のQBとして活躍する氷川。氷川への思いを断てない凜一の元に、憔悴しきった従弟の正午が現れる。(Amazonより)


<感想>

実を言うと、初めて読んだ凜一シリーズがこの巻でした。
読み始めてすぐに、おかしいな、とか想ったんですが、読み終わってからこれがシリーズものだと知りました。
皆々様はこのような失態を犯さないように。

それにしても……このお話……びっくりするくらい同性愛者ばっかりで。というか一族絶えるんじゃないのか?大丈夫?っていいたくなる。まあ、バイの方とかいるから、元とも性別は関係ない感じなのかもしれないけれどもさ。

正午はずるっかしこいガキというイメージが前の本からついていたんですが、今回はとある悪意に巻き込まれてしまい、どこか同情を禁じえません。
でもシリーズのはじめからみて、凜一が少し成長しているのが、分かるかも。時がどんどんすぎていくので、人々の成長が見れるのは、楽しいですね。

そして千尋の異母兄がでてくるのですが、またこの人もキャラが濃い。
でも性格的には好みだなあ。

続きはネタバレ有りの感想
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| 長野まゆみ | 11:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

碧空

<あらすじ>

凜一シリーズ第二段

後頭部に進級した凜一は、京都の大学へ進学した氷川に想いを寄せて、ひとり過ごしていた。そこへ孤独な影を持つ有沢が現れて、凜一の心を乱すのだった……。

<感想>

同性にしか恋愛感情を持てない凜一のような人間がどれくらいの割合でいるのかは、わからない。けど、なんで一目見ただけでそうだって凜一はバレるんだろう??
実際ノーマルであれば、自分と同性の子がそうだ、なんて想わないのが通常なんじゃないかな?
この有沢、という人物が私はどうしても好きになれないというか……中2病にしかみえなかった。しゃべらなければ理想的なSなんですが。……うーん。
でもこれほど気に障るような登場人物なので、面白いっちゃあ、面白いですよね。


続きはネタバレありの感想
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| 長野まゆみ | 15:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

白昼堂々

<あらすじ>
凜一シリーズ第一弾
華道の家元の跡継ぎである凜一は、従姉である省子と、ある取引をし、彼女の身代わりをした事で、氷川に出会う。


<感想>

いわゆる同性愛ものです。と、いったら見もふたもないか。
すごく文体が澄まされており、読んでいて、現実味がなかった。BLはファンタジーって言われるけど、これはまた違った意味でのファンタジーだった気がする。

あと「じゃ」とかが「ぢゃ」という表現になっていたのが、気になった。別にいや、というわけではないけれど、なんでぢなんだろうか……。こういった表現を私が中学生の時に読んでいた漫画で見たことがあるので、なんだかそれを思い出してしまう。

物語としては面白かったんですが、登場人物の誰一人として感情移入は私はできない。


続きはネタバレ有りの感想
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| 長野まゆみ | 16:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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