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星々の舟

<あらすじ>

禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を探す団塊世代の長兄、そして父は戦争の傷痕を抱いて―愛とは、家族とはなにか。こころふるえる感動の物語。(Amazonより)

<感想>

物語は6つにの視点でできあがる。

1.次男で先妻との子の暁
2.末っ子で今の両親の子であり美希
3.長女であり後妻の連れ子の紗恵
4.長男であり先妻との子の貢
5.貢の長女の聡美
6.父である重之

視点が違えば、物語も違う。けど繋がっている、連作。
最初は、暁と紗恵の禁断の恋がメインかと思ったけれど、そんな事はなかった。それらはあくまで彼らの物語であって他の家族にはそれぞれ悩みがある。
本の中で、アルバムをめくるように時を重ねたり、戻ったりする。だれか一人だけの視点にならない事で、読み終わるとこの家族全員に対してすごく親近感が湧く。
個人的に、最後の父親の話は戦争に絡んだ事なので、こういったテーマを女性である村山さんが描けるのはすごいなあ、と思った。しかも多分、この方お若いよね?
そして紗恵と聡美に降りかかる事件は読んでて、辛かった。

続きはネタバレ有りの感想 
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| 村山由佳 | 13:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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